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和歌山県庁近くにコーヒー店「コハク珈琲」 寺に間借り、週2日営業

(左から)のれん前で来店を呼びかける増田麻友さん、鈴木春綾住職、増田和剛さん

(左から)のれん前で来店を呼びかける増田麻友さん、鈴木春綾住職、増田和剛さん

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 コーヒー店「コハク珈琲(コーヒー)」(和歌山市有田屋町)が和歌山県庁近くの「光明院」内にオープンして1カ月がたった。

光明院に間借りする「コハク珈琲」の座敷席

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 護摩など行う「鎮守堂」を借り、店主の増田和剛さんと麻友さん夫婦が週2日営業する。和剛さんは、2020年に「マルキ珈琲」(狐島)が開催した「ブレンドコーヒーコンテスト」で優勝。「コハク珈琲」名義で、県内のイベントに出店している。鈴木春綾(しゅんりょう)住職が、近隣に生家がある増田夫妻に出店を持ちかけた。席数はカウンター=4席、座敷テーブル=5卓20席。

 ドリンクメニューは、コーヒー(500円)、カフェオレ(550円)、抹茶ラテ(600円)、しょうが湯(400円)、みかんジュース、りんごジュース、ジンジャーエール(以上450円)など。フードは、あんバタートースト(400円、ハーフサイズ200円)、ミックスベリートーストアイスのせ(500円、ハーフサイズ250円)、自家製チーズケーキ(500円)などを提供。店内で焙煎(ばいせん)したコーヒー豆(100グラム=700円~)を販売する。

 和剛さんは「来客があると両親がコーヒーをいれていた。子どもの頃から、コーヒーは人と人をつなぐものだと感じていた。初めて店舗を構えるが、イベント出店と異なり、一人一人とじっくり話せることが楽しい。カウンターで偶然隣り合わせた人同士がつながっていく光景を見るとうれしい」と話す。

 鈴木さんは「寺は何か用事がないと入りにくいという人が多い。気軽に立ち寄ってもらえる場所にしたい。宗派は気にせず、いつでも来てほしい」と呼びかける。

 水曜・木曜に営業。営業時間は10時~17時30分。1月3日、4日は休業し、5日、6日、14日に臨時営業。

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