「和歌山城公園桜まつり」が3月20日、和歌山城公園(和歌山市一番丁)で始まった。
中心部に和歌山城天守閣がある同園は、広さ20万4500平方メートル。園内には約450本のサクラを植えている。3月22日現在、ソメイヨシノはつぼみが膨らみ始め、一の橋近くのしだれ桜は開花した。
期間中は日没から22時まで、約100個のぼんぼりと400個のちょうちんでサクラをライトアップする。23日からは屋台営業を行う。
このほか、20日からは内堀を舟で観光するお花見クルーズが大手門付近で始まった(4月7日まで)。23日からは天守閣で「MIXI」のアニメ「城郭合体オシロボッツ」とコラボした御城印の販売、砂の丸広場でキッチンカーなどが並ぶフードイベント「全肉祭」を開く(3月31日まで)。
和歌山城整備企画課の柳雄介さんは「例年ならソメイヨシノが咲き始める頃だが、今年は1週間ほど開花が遅い。開花を望みながら、城内の催しを楽しんでもらえたら」と話す。
4月7日まで。