「第72回 港まつり花火大会」が7月21日、和歌山港中ふ頭万トンバース（和歌山市西浜）で開催される。

2023年の港まつりで打ち上げられた花火

　港の安全と繁栄を祈願し、港に関心を持ってもらおうと1953（昭和28）年から行っている同イベント。海上から打ち上げる約3000発の花火を見ようと毎年多くの人でにぎわいを見せる。コロナ禍で中断していたが、昨年は4年ぶりに開催。同イベント実行委員会によれば、約4万人が来場したという。

　同イベント実行委員会は、2012（平成24）年から大会運営に個人協賛金制度を導入。1口2,000円以上の協賛者に、花火を打ち上げる台船前に設けた特別観覧エリアの招待券を進呈する。今年は7月19日まで、和歌山市役所で申し込みを受け付けている。

　和歌山港振興協会事務局の平井隆さんは「昨年は久々の開催で、再開を喜ぶ声がたくさん寄せられたほか、予想を上回る人出で驚いた。今年も皆さんに安全に楽しんでいただけるよう、警察、消防、海上保安庁に協力をお願いしている」と話す。

　開催時間は20時～21時。雨天順延（7月24日）。