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和歌山駅ビル・ミオで「青空ペンギン写真館」-電車アートプロジェクトが出張展示

お散歩ペンギンと作者の和田さとこさん(左)、「紀の国トレイナート」実行委員長の廣本直子さん

お散歩ペンギンと作者の和田さとこさん(左)、「紀の国トレイナート」実行委員長の廣本直子さん

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 JR和歌山駅に隣接する商業施設「WAKAYAMA MIO(和歌山ミオ)」(美園町、TEL 073-424-6311)2階で2月11日、アート展「紀の国トレイナート in MIO和歌山 青空ペンギン写真館」が始まった。

ペンギンが来場者を待ち受ける展示ブース

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 同展は、紀南エリアを中心に、昨年行われたトレインアートプロジェクト「紀の国トレイナート2014」の出張展。ワークショップや関連商品の販売なども行う。

 同プロジェクトは「9つの地域をつなぐ列車と駅舎アート」をコンセプトに、各地から集まったアーティストがJRきのくに線の駅舎や列車、海岸沿いの風景を活用した作品作りに取り組んだもの。昨年10月には、臨時列車「紀の国トレイナート号」を走らせるなどのイベントを行っている。

 今回のメーン展示は、プロジェクトの一環で誕生したキャラクター「お散歩ペンギン」の看板で、来場者のフォトスポットとして設置する。制作を担当したイラストレーターの和田さとこさんは、「白浜アドベンチャーワールドのキングペンギンをモチーフにした。一緒に写真を撮って遊んでほしい」と呼び掛ける。

 実行委員長の廣本直子さんは「紀の国トレイナートに協力してくれたJR西日本さんの縁で、和歌山ミオさんからアート展の提案があった。駅ビルの展示はトレイナートらしいし、県外からの来場も見込めるのでうれしい」と経緯を話す。「こういった活動を通じて、より和歌山をたくさんの人に知ってもらいたい」とも。

 家族でアート展に訪れた和歌山市に住む30代の女性は「ワークショップを目当てに時間を合わせて来た。紀南でのイベントは少し遠くて参加できなかったが、気軽に遊びに来られてうれしい」と笑顔を見せる。

 14日と15日は記念写真会を行う。来場者に撮影した写真を1枚プレゼントし、2枚目はメッセージを添えて会場に飾る。14日には、ワークショップ「バレンタインカードつくり」も予定(11時~、参加費500円)。

 開催時間は10時~20時。2月28日まで。

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