和歌山城近くの市堀川沿いの京橋駐車場(和歌山市福町)と周辺遊歩道で9月25日、「まちなか河岸にぎわい横丁」が始まった。主催は和歌山市。
26日から始まる和歌山国体を盛り上げるイベントの一環。江戸時代に城下町として栄え、領内各地から運ばれた物資の荷揚げをしていた河岸を現代風にアレンジして再現する。江戸時代の長屋風テントを設置し、和歌山ラーメン、「近大マグロ」、サザエの浜焼き、ジビエ料理、地酒、抹茶ソフトクリーム「グリーンソフト」など25店舗が出店する。
商工振興課の榎本和弘さんは「公共空間や空き店舗の新しい使い方を提案してエリアの価値を上げたい。今月から始めた川沿いイルミネーションの反響が大きい。当初は17時で遊歩道を閉めていたが、10月1日まで開放時間を23時に延長した。まちなかでおいしいものを食べたり、川沿いを歩いてのんびりしたり、まちなかの魅力を感じてもらいたい」と呼び掛ける。
26日・27日は会場付近の遊休不動産9軒にカフェや雑貨店など31店舗のトライアルショップを出店する。街にもっと彩りを添えるという思いから「マチドリ」と名付けたという。
開催期間は9月25日~10月1日。開催時間は17時~21時(26日・27日のみ11時~15時、17時~21時)。