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和歌山・山東で4キロ走る「裸詣り」-たけのこまんは車でショートカット

「裸詣り」スタート前、参加者と裸の付き合いで親睦を深めるたけのこまん

「裸詣り」スタート前、参加者と裸の付き合いで親睦を深めるたけのこまん

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 四季の郷公園(和歌山市明王寺)で1月13日、神社まで裸で走って参拝する「裸詣り(はだかまいり)」が行われた。主催は山東まちづくり会。

水をかけられ、悲鳴を上げた子どもたち

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 この行事は、伊太祁曽(いたきそ)神社で開催される厄よけと豊作の祭典「卯杖祭(うづえさい)」に合わせ、下帯姿で腰に注連縄(しめなわ)を巻き、走って参拝したとされる成人の儀式。近年は途絶えていたが、山東まちづくり会の提案で誰でも参加できる催しとして2012年に復活した。

 当日の最高気温は6度。寒空の下、6歳から75歳の男女35人が参加した。コースは、四季の郷公園から足守(あしがみ)神社を経由し、伊太祁曽神社までの約4.1km。女性はTシャツを着用、男性は上半身裸で走り、途中で水をかける地点も。

 地元の少年野球チーム「山東スパークス」の保護者の一人、木野高志さんは「チームの活躍とみんなの健康の祈願で」と参加のきっかけを話す。完走後は「裸はもちろん寒かったが、走ってみたら気持ちよかった」とも。

 同イベントには、山東のご当地キャラクター「たけのこまん」も登場。スタート地点では参加者と一緒に走り出したが、直後に姿が見えなくなり、ゴール地点の伊太祁曽神社に現れた。関係者の話では、車でゴールまでショートカットしたという。

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