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高野山を駆け上る「わかやまサイクリングフェスタ」 最長コースは160キロ

紀の川沿いのサイクリングロードを走る様子

紀の川沿いのサイクリングロードを走る様子

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 紀北エリアで2017年3月26日、「わかやまサイクリングフェスタ2017」が開かれる。主催の和歌山県では現在、参加者を募集している。

高野山の大門

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 紀北エリア5市4町を駆け抜ける同大会は今回が初めて。2014年に高野山から新宮市までの総延長800キロのサイクリングロードの整備着工をきっかけに計画した。

 総延長160キロの「天空の聖地 高野山センチュリーライド」コースは「和歌山市民スポーツ広場」(和歌山市福島)をスタートし、和歌浦を通り、海南市、紀美野町を抜けて標高約800メートルの高野山奥の院を目指す。高野山を下り橋本市、九度山町、かつらぎ町を抜け紀の川沿いのサイクリングロードを走り、紀の川市、岩出市、和歌山市に戻ってくる。気軽に参加できる10キロの「サイクリングデビューわくわくライド」なども用意する。申し込み開始1カ月で60キロコースは定員を達したという。

 事務局の島村泰司さん「北は千葉から南は鹿児島から申し込みいただき手応えを感じている。現時点で県外からの申し込みが3分の2」と話す。「高野山町や金剛峯寺の協力で世界遺産の高野山を登るコース設定が実現し、自転車愛好家も楽しめるコースを用意できた。参加者にはレースはもちろん、和歌山の景色やグルメ、地元の人との交流を楽しんでもらいたい」と笑顔を見せる。

 コース途中には、水分と食べ物を補給できるエイドステーションを設置。地域住民と協力をし、地域の特産品を振る舞う。

 参加費は160キロ=1万円、10キロ=2,000円。参加資格は小学生以上(小学生は要保護者同伴)。募集期間は1月31日まで。定員になり次第終了。

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