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和歌山の梅干し専門店「勝僖梅」が新商品「梅チーズトリュフ仕立て」販売へ

本店で新商品をPRする「勝僖梅」スタッフのみなさん

本店で新商品をPRする「勝僖梅」スタッフのみなさん

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 和歌山県立図書館近くの梅干し専門店「勝僖梅(しょうきばい)」(和歌山市西高松)が4月17日、紀州梅の新しい楽しみ方を提案する新ブランド「プラムコンシェルジュ」を立ち上げた。

「梅チーズトリュフ仕立て」2種と「燻し梅ピューレ」を乗せたクリームチーズ

 自動車エンジン部品などを製造する「アクロナイネン」(西浜)会長の勝本僖一さんが、地域貢献を目的に1988(昭和63)年に設立した同社。勝本さんがみなべ町出身だったことから、梅干し専門店を作ったという。

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 新ブランドで新たな「南高梅」の楽しみ方を提案する同社では、パンと合わせたり、洋風料理の調味料として使ったりするなど、使う食材やシーンに合わせた梅の新しい食べ方を提案する。

 「梅チーズトリュフ仕立て」(50グラム=864円)は、12カ月以上熟成させたフランス産のコンテチーズを、ハイビスカスパウダーを加えたピューレ状の梅干しに練り合わせて丸め、糸状のイタリア産パルミジャーノをまぶした。「梅チーズトリュフ仕立て(備長)」(50グラム=972円)にはハイビスカスの代わりにパウダー状の備長炭を加えた。ナチュラルチーズ専門店「コパン・ドゥ・フロマージュ」(紀の川市)店主の宮本喜臣さんが開発に協力した。

 「燻(いぶ)し梅ピューレ」(250グラム=2,700円)は、梅干しのピューレ状に、水あめや砂糖、みりんなどを加え、低温で約16時間かけて桜チップで燻(いぶ)した。「燻製(くんせい)レストラン 燻(くん)」(東京都港区赤坂)や「煙事(えんじ)」(銀座、長野県)を経営する「エンジ」(長野県)社長の輿水治比古さんと共同開発したという。

 商品開発をした専務の鈴木崇文さんは「ヨーグルトと梅干しを一緒に食べると思いのほかおいしいかったので、乳製品と梅干しは相性がいいことを知った。構想・試作から約1年、多くの人の協力で商品開発ができた」と話す。

 「フォーマルな贈答品が減る一方で、カジュアルな贈答品のニーズは増えている。例えば、『梅チーズトリュフ仕立て』は日本酒や白ワインによくあう。『備長(びんちょう)』は赤ワインやシャンパンと合うので、お酒との組み合わせも面白い。今後は、お客さんの小さなニーズを取り入れながら、和歌山のサンショウやショウガなどを使った商品など新しいウメの食べ方を提案し、海外にも展開していきたい」と意欲を見せる。

 「勝僖梅」本店、近鉄地下店、ネットショップなどで販売する。

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