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「リノベスクール@和歌山」閉幕-公開プレゼンでは立ち見も

公開プレゼンテーションを終えた受講生と講師陣。中央には笑顔の大橋建一市長も(画像提供/市民の力わかやま)

公開プレゼンテーションを終えた受講生と講師陣。中央には笑顔の大橋建一市長も(画像提供/市民の力わかやま)

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 Wajima本町ビル(和歌山市本町1)で2月23日、「第1回リノベーションスクール@和歌山」の公開プレゼンテーションと閉校式が開かれた。主催は和歌山市、企画は一般社団法人「HEAD研究会」(東京都千代田区)。

用意された椅子が足りず立ち見の見学者も

 同スクールは20日から4日間にわたって開かれた。参加者30人が3つのユニットに分かれ、実在する3つの空き物件の活用方法を不動産オーナーや市長の前でプレゼンテーションした。会場には一般70人以上が訪れ、立ち見見学者の姿もあった。

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 ユニットAは、ポポロビル(匠町)のぶらくり丁商店街に面した立地を生かし、石窯を設置した地産地消のピザ店と、「手作り」をテーマにしたブースと託児施設を提案。和歌山市中心街の活気を取り戻すためのプランを練り上げた。

 ユニットBは、和歌山県人の歩行距離が全国ワースト2である点に着目。「健康」をテーマに、松風ビル(本町通り)を和歌山城周辺のランナーが利用できる「ランナーズ・ステーション」にする案を披露した。2階部分にロッカーやシャワーが利用できる施設、1階にはスタンド形式の飲食店を想定。

 ユニットCは空室の目立つマンション「ハウスブルーネ」(福町)を担当。このエリアは和歌山城の外堀沿いで、かつては砂糖の積み下ろしが行われたことから「シュガーキューブ」をイメージし、1階部分を店舗スペースにしてスイーツショップを誘致、2階以上の空室には入居者が「まちに甘く恋するDIY賃貸住宅」を提案した。

 スクールマスターの清水義次さんは「今後は行政のまちづくり予算は減少していくだろう。そうした中、今ある物件を活用してまちづくりに参加する方法の一つが民間主導のリノベーション。遊休不動産を所有しているオーナーの皆さんは、志ある若者と一緒に成功事例をつくってほしい。成功事例が累積することでエリアの価値が上がる。そうなれば不動産の価値も上がっていく」と総括した。

 同スクールのレクチャーと公開プレゼンテーションの録画映像はユーストリームで公開している。

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