和歌山市内で10月8日、観光・歴史スポットを巡る「わかやま城下町ロゲイニング」が開催される。主催は和歌山商工会議所青年部。
ロゲイニングは、チームで地図に記されたチェックポイントを制限時間内に数多く回り、得点を競うスポーツ。今回はチェックポイントを通過した証明としてチームで写真撮影をする。
同青年部は、和歌山市の魅力を多くの人に知ってもらいたい、地元の素晴らしさを再発見してもらいとの思いから同イベントを企画。紀州徳川家の城下町であった和歌山市の観光・歴史スポットや地元のグルメ、珍百景など約50カ所をチェックポイントとする。
小学生以下の子ども1人以上を含むファミリー部門(競技時間3時間)と一般部門(競技時間4時間)の2部門を用意する。いずれの部門も2人~5人でチームを組み、ほかのチームと得点を競う。
スタートとゴール地点は「和歌山ビッグウエーブ」(和歌山市手平2)。競技開始15分前にチェックポイントが書かれた地図が渡され、各チームどのように回るか作戦を立てて臨む。競技エリアは和歌山市内で、各チェックポイントで得点を獲得できるほか、指定の和歌山グルメを食べることなどでも得点を獲得できる。移動手段は、基本は徒歩で、バスと電車は使うことができる。
実行委員長の藤井友彦さんは「2年前に御坊でロゲイニングに参加して、町おこしに役立つと感じた。地図を見ながら歩き回ると宝探しするようで楽しい。観光地以外にも地元の人しか知らないような名所などもあって町を知ることができる」と話す。「多くの人に和歌山の魅力を知ってもらい和歌山を大好きになってもらいたい。当日はビッグホエールで商工まつりも開催しているので、併せて楽しんでもらえれば」とも。
参加費は、ファミリー部門=1チーム3,000円、一般部門=1人2,000円。エントリーはホームページで受け付ける。エントリー期間は9月18日まで。