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「わかやま絵本大賞」決まる のぶみさん「あたまのうえのかみさま」

大賞受賞作品の「あたまのうえのかみさま」

大賞受賞作品の「あたまのうえのかみさま」

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 「わかやま絵本大賞2017」の大賞作品が9月21日、発表された。主催はリビングソーシャルプロジェクト。

絵本大賞ノミネート作品が並ぶ特設棚(TUTAYA WAY ガーデンパーク和歌山店)

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 地元書店員が選んだ10冊の絵本から来店客が店頭投票で大賞を決める同企画は5回目。昨年発行された絵本から書店員の投票でノミネート作品を選定し、和歌山市~新宮市の書店20店と、今年は新たにブックカフェ「本屋プラグ」(万町)も加わり、7月22日~8月末、投票を受け付けた。

 300通近い投票の中から大賞に選ばれたのは「あたまのうえのかみさま」(サンマーク出版)。「子どもがもう少し大きくなったら、一緒に声に出して読みたい本」「かみさまがかわいかった」「大人だけれど、ハッとさせられることがたくさんあった」などのコメントが寄せられた。

 以降の順位は、2位「いちにちパンダ」(小学館)、3位「ネコヅメのよる」(WAVE出版)、4位「えんとつ町のプペル」(幻冬舎)、5位「いちばんしあわせなおくりもの」(教育画劇)、6位「またおこられてん」(童心社)、7位「からだあいうえお」(保育社)、8位「へたなんよ」(光村教育図書)、9位「42本のローソク」(冨山房インターナショナル)、10位「Red(レッド)」(子どもの未来社)。

 実行委員の岩瀬竜太さんは「『ネコヅメのよる』には大人の票が、『いちにちパンダ』には子どもの票が集まったが、のぶみさんの『あたまのうえのかみさま』は幅広い年齢層に支持された。各書店で絵本大賞の特設コーナーを用意しているので、ぜひこの機会に絵本を手にとってほしい」と話す。

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