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和歌山で錠マヱさん個展 地元初開催、和歌山モチーフに独自の世界観描く

実はインベーダーで全国のこたつを占領していくという設定の「蜜柑将軍」

実はインベーダーで全国のこたつを占領していくという設定の「蜜柑将軍」

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 和歌山市紀伊小倉駅近くのギャラリーカフェ「AQUA(アクア)」(和歌山市満屋、TEL 073-463-4640)で10月10日、イラストレーター・錠マヱさんの個展「ただいま。紀州品質」が始まる。

南方熊楠をモチーフにした作品「未知なる貴方」

 和歌山県在住の錠マヱさんは、大阪総合デザイン専門学校卒業後、広告会社に勤務し、ライフワークとして作家活動を始めた。2013年からグループ展・個展などを積極的に開催し、2015年開催の芸術祭「WAKAYAMA SALONE(ワカヤマサローネ)」では南方熊楠をモチーフにした作品「未知なる貴方」を出展した。和歌山での個展は初開催で、約20点を展示する。

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 温州みかんや南方熊楠など「和歌山」をモチーフにした人物画作品の「紀州品質」シリーズは、錠さんが卒業制作時に和歌山から通学する学生が自分だけだったことから和歌山にちなんだものを描こうと思いついたという。

 錠マヱさんは「もともとポスターや映画のチラシが好きで、モチーフになるものを深く調べて、中身を理解し、再解釈し、関連するものをコラージュしている。きれいな絵を描く人はたくさんいるので、自分はなにかしら役に立つ、有益なものを作りたい。絵を通じて和歌山にあるものを紹介できたら」と話す。

 「地元のことを調べると奥深く、物産だけでもまだまだ描ける。最近は例えばしょうゆ発祥の寺など、神や仏も関連していることに気が付いた。和歌山のあちこちにテーマがあり、選びたい放題でそれを紀州品質シリーズに加えられることが魅力。今回は地元の人に見てもらって直接コメントもらえる機会なので緊張している。作品の中からモチーフを見つけておもしろいと思ってもらえたらうれしい」とも。

 営業時間は10時~17時。10月22日まで。

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