和歌山・ぶらくり丁商店街近くに9月1日、シェアオフィスや飲食店を備えた複合施設「ニシノタナノ.bldg.(ビルディング)」がオープンした。運営は「sasquatch(サスカッチ)」。
ガラス店跡の3階建ての同ビルと倉庫を、オーナーの岩西智宏さんが、いつでも顔を合わせて話ができる場所を作ろうと改修した。
2階は女子学生専用シェアハウス(3室)、3階はシェアオフィス(5室)。1階はテナントスペースで来年以降にイタリア料理店が移転オープンするという。隣接する2階建ての倉庫はシェアフォトスタジオとイベントスペースの改装を進めている。
シェアオフィスに入居するデザイン事務所の大硲神さんは「新しくスタッフが入るのを機に入居した。ほかの業種の人と話ができて、気分転換にもなるし世間話ついでに打ち合わせもできる。今後は入居者同士で『ニシノタナ』発信の仕事ができれば」と話す。
サスカッチ社長の小川貴央さんは「さまざまな人が集まりビジネスや会社を立ち上げるなど仕事が生まれる場所になったらうれしい。面白い発想で一緒に楽しんでくれる人が集まってくれれば」と呼び掛ける。
月ごとの家賃は、シェアハウス、シェアオフィス各1室=4万3,200円。