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紀の川市産桃を使うクラフトビール、今季も販売 ラベルデザイン一新

紀の川市産の桃を使ったクラフトビール「紀の川ももエール」

紀の川市産の桃を使ったクラフトビール「紀の川ももエール」

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 紀の川市産の桃を使ったクラフトビール「紀の川ももエール」の販売が8月2日、市内で始まった。

「紀の川ももエール」を取り扱う「産直市場よってって貴志川店」

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 同商品は2021年に製造が始まった「もものエール」が前身。商品名を改め、ラベルデザインを一新した。新ラベルは、同市出身で、和歌山県文化表彰令和4年度文化奨励賞受賞のデザイナー岩田直樹さんが担当した。

 同市は、県内の桃の生産量の7割以上を占める産地。同市の桃山町は、ブランド桃「あら川の桃」の産地で江戸時代から栽培が続いている。同商品は、その年の規格外品を初期工程でビールに漬け込み、熟成過程にも追加する2段階仕込みで桃の香りを付ける。昨年は約2700本を完売。今年は3000本を製造する。

 同市商工労働課の岩橋勧さんは「市民にも認知が広まり、『ももエールはいつからか』など問い合わせがあり、楽しみにしてくれている」と話す。「今年は県外から桃を求める人が例年以上に多く来た。桃の季節はもう終わるが、クラフトビールで楽しんでもらえたら」とも。

 価格は330ミリリットル入り=600円。市内の酒類販売店、「めっけもん市場」「よってって」など産直市場、道の駅「青洲の里」で販売する。

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