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和歌山城公園動物園でガチョウのひな誕生 名前は「おるか」「いるで」

ガチョウのひな「おるか」(左)と「いるで」

ガチョウのひな「おるか」(左)と「いるで」

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 和歌山城公園動物園(和歌山市一番丁)でガチョウのひなが2羽誕生した。同園が8月6日に発表した。

やや黒い羽が特徴の「おるか」(左)と白い羽の「いるで」

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 2羽のひなの名前はそれぞれ、西日本の方言で「(中に)いるか」を意味する「おるか」、「いるよ」を意味する「いるで」。6月に誕生したガチョウ「おるで」に続き、ふ卵器内で卵の中にひながいることが分かるよう、飼育員が卵に「(中にひなが)おるか」「(中にひなが)いるで」と書いたことから名付けたという。6月28日の誕生時の体重は、おるか=119グラム、いるで=123グラム、体長は共に約20センチ。現在は成鳥とほぼ同じハクサイや粒餌などを食べて元気に育っている。

 日中は園舎に併設する広場で飼育し、毎日14時45分~15時に行う「水鳥の餌やり体験」(餌代100円)時に園内の池で公開している。

 同園では、野生のハイイロガンを品種改良したヨーロッパガチョウとサカツラガンを品種改良したシナガチョウを飼育する。飼育員の湯浅真波さんによると、2羽は現時点ではどちらの種か判別できず、成長と共に分かっていくるという。

 湯浅さんは「2羽の見分け方は羽の色。おるかは黒っぽく、いるでは白い。餌やり体験時に成鳥に負けないよう、一生懸命に餌を食べようとする姿がかわいいので、ぜひ見てほしい」と話す。「ガチョウは気の強い個体が多いが、このまま、ほかの鳥とも仲良く過ごして元気に育ってほしい」とも。

 開園時間は9時~17時。火曜休園。入園無料。

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