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和歌山・紀の川の新「河西橋」開通 地域住民らが渡り初め

親・子・孫3世代の地域代表を先頭にした渡り初めの様子

親・子・孫3世代の地域代表を先頭にした渡り初めの様子

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 紀の川にかかる「河西橋」(和歌山市西蔵前丁~和歌山市北島)の新たな橋が8月17日、開通した。

和歌山市の河西橋開通式典で行われた餅まきの様子

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 同橋は1914(大正3)年に鉄道用の橋として建設。1957(昭和32)年に北島橋の渋滞緩和のため和歌山市が買い取り、歩行者と二輪車専用道路として改修した。2015(平成27)年から老朽化に伴う架け替え工事を行っていた。

 新たな橋は長さ473メートル、幅6メートルで歩道2メートル、二輪車4メートル。歩行者と二輪車の通行路を分離した構造になっている。

  当日は開通式と渡り初めがあり、多くの市民が集まった。鷺森幼稚園の園児29人が和太鼓の演奏を披露したほか、餅まきやテープカットが行われた。地域代表として3世代親子が先頭を切り、渡り初めをした。

 尾花正啓和歌山市市長は「建設から月日がたち老朽化が著しく、歩行者と二輪車が同じ道路を通行していたため危険だった。地域住民の要望から今回の改修に至った。新しい河西橋は耐震性も高く歩行者と二輪車が別れている。紀の川を挟んだ両地域の交流と街の未来の架け橋になれば」と話す。

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