「第58回 紀州おどり『ぶんだら節』」が8月1日、和歌山城周辺で開催される。
和歌山城公園で開かれた紀州おどり「ぶんだら節」前夜祭の様子(2025年)
ぶんだら節は紀伊國屋文左衛門を由来にする民謡。踊りは1969(昭和44)年に考案された。市民が「連(れん)」と呼ばれるグループを作り、和歌山城周辺の道路を練り歩く夏の恒例行事として知られる。和歌山市によると、昨年は69団体約5000人が踊り、約6万5000人が来場した。
7月31日は和歌山城西の丸広場で、やぐらを囲んで踊る前夜祭を行う。会場では、輪踊り、餅・菓子まきなどを行うほか、屋台やキッチンカーが並ぶ。
8月1日は、連が参加する街頭踊りのほか、輪踊り、餅・菓子まきを行う。前夜祭に引き続き屋台も並ぶ。このほか、紀州藩主や御駕籠之者などの衣装を着用して歩く「大名行列」も行う。江戸時代の歴史資料を参考に復元製作した大名かごや道具を使い、大名行列の一部を演出する。
和歌山市では現在、同市民を対象に、街頭踊りに参加する団体(一団体=10人以上)と大名行列参加者を募集している。10人未満のグループや個人は、「飛び入り連」「輪踊り」として自由参加になる。踊り方は市ウェブサイトで公開している。
実行委員会事務局の担当者は「5000人規模で同じ振り付けを踊る祭りは珍しい。和歌山城天守閣を背景に市民が踊る姿は撮影スポットにもなる。58回を迎える和歌山市恒例の夏祭りをたくさんの人に見に来てほしい」と話す。「近年はダンスサークルや教室での参加も増えている。前夜祭や飛び入り連は誰でも参加できるので一緒に踊ってもらえたら」とも。
前夜祭開催時間は18時15分~20時30分。本祭開催時間は17時30分~21時20分。