JR西日本が7月3日、特急観光列車「WEST EXPRESS(ウエストエクスプレス)銀河」紀南コースの今季営業運転を始める。
ホームで「ウエストエクスプレス銀河」の手旗を振って見送る人たち(写真提供=和歌山大学きのくに線活性化プロジェクト)
京都駅~新宮駅間を走り、停車駅と車内で特産品販売や伝統芸能披露などの「おもてなし企画」を提供する同列車。紀南コースは2021年に初運行し、今年で6年目。今年は7月~9月に31往復、昼行と夜行合わせて62本を運行する。
夜行列車では、紀南地方での必見場所や特産品を紹介する車内ツアーデスクやロケットガイドによるロケット解説、串本~新宮駅間でのジオパーク解説などを行う。約50分停車する和歌山駅では駅前ラーメン店の「和歌山ラーメン」のテイクアウト販売を行う。串本駅では約1時間停車し、臨時バス(片道=500円)を運行し、橋杭岩を近くから見られるほか、マグロカツバーガーセット(1,750円、要予約)の販売も行う。終点の新宮駅では熊野速玉大社ガイドツアー(500円)を用意する。
昼行列車では、4号車のフリースペースを使い、銀河とコラボした地元特産品の販売やクイズ大会などのおもてなし企画を行う。串本駅では地元和菓子店の「串本儀平」や南紀串本観光協会が販売を行う。串本町では日本とトルコの友好マスコットキャラクター「まぐトル」のお出迎え企画などを行う。約40分停車する海南駅では、ハモのすし、早なれずし(事前予約制)などの販売を行う。
車内では、和歌山大学のサークル「きのくに線活性化プロジェクト」の特製マップを配布するほか、学生による車内放送やクイズ大会などの企画を行う。今回新たな取り組みとして、運行期間中、通常の駅スタンプとは別に銀河オリジナルデザインの駅スタンプを駅構内に設置する。
JR西日本和歌山営業部の久保亜里砂さんは「今年も初日は完売する好調なすべり出し。紀南コースの魅力はなんといっても太平洋の眺望。ジオスポットも多数あり、学びのあるコースになっている。地元学生企画もあり、おもてなしを通じて地域住民とのふれ合いも楽しんでいただけるのでは。銀河の乗車をきっかけに、和歌山の魅力を知り、訪れてほしい」と話す。
全席指定。乗車きっぷは、運転日の1カ月前から、JR西日本ネット予約サービス「e5489」、全国のみどりの窓口、みどりの券売機プラスで販売する。9月30日まで。