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和歌山県立自然博物館で「大カエル展」 日本のカエル全54種を紹介

ナガレヒキガエルを手にする高田学芸員

ナガレヒキガエルを手にする高田学芸員

 特別展「大カエル展」が7月11日、和歌山県立自然博物館(海南市船尾、TEL 073-483-1777)で始まる。

「大カエル展」で展示する宮古島産ミヤコヒキガエル

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 カエルの多様性や生態を紹介する同展。日本で見られるカエル類全54種と亜種の生体や標本を展示する。展示数は生体約150点、標本約150点。生体は、天然記念物や国内希少野生動植物種として法律で採集が規制されている7種を除く47種を展示する。

 国内のカエル類は2025年2月にヒガシニホンアマガエルが新種記載。同館によると54種の展示は国内初という。

 会場では、カエルについての基礎知識解説をはじめ、日本各地のカエルや国外のカエルの生体展示、全54種の標本と写真展示、絶滅が危ぶまれる日本固有種の現状を紹介する。

 同館学芸員の高田賢人さんは「カエルは海を泳いで移動できないため、地域ごとに種が分かれやすく、場所によって模様が異なるなど多様性が生まれやすい。茶色や緑色、スレンダーなものから丸々した体形までさまざまな姿のカエルがいるので、苦手な人も1種類くらいは『このカエルなら好きになれる』という種を見つけてもらえたら」と話す。「身近に見られるカエルは5~6種ほど。実際にはその10倍以上の種が日本にいる。日本の自然の豊かさを知るとともに、外来種などカエルたちが直面している危機も知ってもらえたら」とも。

 開館時間は9時30分~17時(入館は16時30分まで)。月曜休館。入館料は、一般=480円、高校生以下・65歳以上無料。8月30日まで。

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