済生会和歌山病院近くの「十二番丁きっちん」(和歌山市十二番丁)は11月1日、ランチメニューにワンコインの丼物を追加した。
店長の辻直美さんは、ブライダルやパーティー、店舗ディスプレーなどにバルーンデコレーションを提供する「バルーンカンパニーフロート」(岩出市)を経営。今年8月1日に同店をスタートさせた。席数は12席。
3カ月間の営業を経て、11月から営業時間とランチメニューを変更。開店時刻を7時30分からに早め、ランチタイムには丼物と汁物のセットを500円で提供する。
「サラリーマンが多いエリアなので、今後は朝の通勤客をターゲットに弁当を販売する。お昼にはリーズナブルなランチメニューを用意した」と辻さん。
メニューは「チキン南蛮プレート」(800円)、「ジャージャー丼セット」「カツとじ丼セット」(以上700円)。プラス100円で食後のコーヒーも追加できる。テークアウトに対応し、弁当と総菜の販売も行う。
同店は「バルーンカンパニーフロート 十二番丁店」も兼ね、店内にはギフト用のバルーンをラインアップ。注文があれば、その場でヘリウムガスを入れて販売する。ギフト用商品の予約も受け付けている。
「バルーンは、開店祝いや出産祝いなどに喜ばれる。花と比べて日持ちする点や衛生面の問題から、植物を持ち込めない病院へのお見舞いに買い求める方が多い」と辻さん。「食事がてら、プレゼントについても気軽に相談してもらえるような店でありたい」とも。
営業時間は7時30分~19時(ランチタイムは11時~14時)。日曜・月曜定休。