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100周年の和歌山城動物園でZOOフェス 20団体との連携で規模拡大

リスザルを紹介するボランティアガイド(昨年の開催風景)

リスザルを紹介するボランティアガイド(昨年の開催風景)

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 和歌山公園動物園(和歌山市一番丁)で11月15日、「秋の日の動物園 市民ZOOフェスティバル1・0・0(ワン・オー・オー)」が開かれる。主催は市民団体「わかやまフレンZOOガイド」ほか。

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 2008年に始まった同イベントは今年で8回目。今回は同園100周年事業のメーンイベントとして、「動物園から伝えよう! 学ぼう! 人と動物とのかかわり&自然環境」「動物園からひろげよう! 人のつながり&たのしい活動」をテーマに、約20の市民団体が協働でイベントを展開する。

 当日は「わかやまフレンZOOガイド」の動物ガイドを中心に、「野鳥の会」展示やペット相談、地球温暖化と生き物、動物バルーン作りなど、動物や自然環境にちなんだコーナーを用意する。

 さらに、「和歌山城のおもてなし充実事業」と連携し、プロの演奏家による特別クラシックコンサートを開く。動物にちなんだ組曲「動物の謝肉祭」を演奏するほか、食事の心配なく滞在してもらうため地元NPOと企画した「城(しろ)くまべんとう」(限定100食)やパン、炊き込みごはんなどを販売する。

 実行委員の島久美子さんは「市民に愛される動物園の100周年を祝って、大勢の市民の協力で例年より多くの企画を用意することができた。10時と12時に先着200人に進呈する記念缶バッジは、障がいのある人たちが自由な発想で動物たちを描いたもの。すてきな仕上がりなのでぜひ手に入れてほしい」と話す。「水禽園(すいきんえん)内では初めてコンサートもある。お子さまから大人まで、家族で楽しめる企画が盛りだくさん。ぜひ足を運んでほしい」と呼び掛ける。

 開催時間は10時~16時。雨天順延=11月22日。

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