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和歌浦天満宮で恒例の「初天神」 大茶わんで抹茶振る舞いも

和歌浦天満宮で恒例の「初天神」 大茶わんで抹茶振る舞いも

大茶わんで振る舞われた抹茶

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 学問の神・菅原道真を祭る和歌浦天満宮(和歌山市和歌浦西)で1月25日、新年恒例の初縁日行事「初天神」が行われた。

大きな茶わんに頭がすっぽり入ってしまった男性

 康保年間(964~968年)に建立されたという同神社。村上天皇の参議を勤めた橘直幹(たちばなのなおもと)が和歌浦を訪れ、901(延喜元)年に太宰府に向かう途中で和歌浦に立ち寄った菅原道真公を追慕し、道真公の御神霊を勧請(かんじょう)し祭ったのが始まりといわれている。太宰府天満宮、北野天満宮と共に日本の三菅廟ともいわれている。

 同神社では、道真公の誕生日が6月25日で命日が2月25日であることから、毎月25日に例祭を行っている。1年の最初の25日は「初天神」と呼ばれる。1月は受験シーズンのため、毎年多くの受験生が学業成就の祈願に訪れる。

 初縁日のこの日、参拝者には、直径約25センチ、重さ5キログラム以上の大茶わんで抹茶を振る舞う「大福茶」が行われた。抹茶の振る舞いは、宮司の小板政男さんが詩吟仲間で表千家の茶人・雑賀悦子さんの協力を得て約20年前に始めたもの。

 雑賀さんは「抹茶を振る舞うことにはご利益を分かち合う意味がある。普通の茶わんでも振るまうが、大茶わんで回し飲みするのもお茶を楽しみの1つなので、それも体験してほしい」と話す。小板さんの娘さんは陶芸家で、使う大茶わんは娘さんの作品だ。

 和歌山市西ノ庄在住の60代男性は「和歌浦は好きな場所なのでよく来ている。初天神でお茶を頂くのは、新年の行事として毎年楽しみに来ている」と話す。和歌浦在住の60代男性は「天満宮には毎日のように来ているが、お茶をいただいたのは初めて。お茶の作法など知らずに少しとまどったが、お茶と和歌浦まんじゅうがよく合っていておいしかった」と笑顔を見せた。

 小板さんは「今年は受験生以外にも、フランス人や城北保育園生も来て抹茶を飲んでいった。幼稚園児たちは幼稚園で茶道を習っているそうで、お手前や飲み方を知っていてとても喜んでいた。初天神での抹茶の振る舞い以外にも、新年の書き初めや節分など日本の行事を大切にしている。これからも多くの人に日本文化や行事を体験してもらいたい」と話す。

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