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和歌浦の紀州東照宮で「和歌祭」 吉宗公将軍就任300年で赤坂氷川神社と交流も

和歌浦の紀州東照宮で「和歌祭」 吉宗公将軍就任300年で赤坂氷川神社と交流も

侍坂を下りてきたみこしを追いかける人々

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 和歌浦の紀州東照宮(和歌山市和歌浦西)一帯で5月15日、「和歌祭」が開催された。

渡御行列では豪快に傾けられたみこし

 1621(元和7)年に紀州藩祖・徳川頼宣の呼び掛けで建てられた東照宮の、祭神・徳川家康公を祭る同祭。家康公の命日とされる5月17日に近い休日に毎年開いている。民衆が参加する藩の祭りとしては日本で最も古いとされ、田辺祭、粉河祭と並び紀州三大祭りの一つにも数えられる。過去に3度、祭りが途絶えた時期もあったが地元有志によって復興し、現在の和歌祭は、1989年に再開した。

 みこしを担いだ男たちが、本殿から「侍坂」と呼ばれる108段の急な石段を下る「みこしおろし」で始まる。みこしが広場に下りると行列渡御(とぎょ)出発の式典が行われ、仁坂吉伸知事と尾花市長があいさつした。行列奉行と呼ばれる先導役に続いて約4キロのコースを練り歩いた。行列には、みこし以外に腰元、宮司、相撲、舞姫、笛吹、よろい武者など計41種目、約1000人が列をなした。400年前から伝わる百面(ひゃくめん)と呼ばれる、高げたに華美な直垂(ひたたれ)と陣羽織を身にまとい、顔には歌舞伎風の化粧をした一行は子どもを見つけると、「おー」と声を出しがらがらと鳴り物を鳴らし、子どもたちを驚かせた。泣いた子どもは元気に育つと言われている。主催発表によると今年は約25000人の見物客が訪れた。 

 今年は、徳川吉宗の将軍就任300年を記念し、吉宗が設立した赤坂氷川神社(東京都港区)の禰宜(ねぎ)である惠川義孝さんと、港区赤坂地区総合支所長の安田雅俊さんを来賓に招いた。和歌山市と赤坂氷川神社は吉宗公将軍就任300年をきっかけに昨年から友好が始まり、毎年9月に行われる同神社祭礼に、和歌山のブースを設置。今年は、和歌祭の行列の一部を派遣する。

 安田さんは「文化の違いを感じた。東京の祭りと違い、荒々しく見応えがあった」と話す。惠川さんは「急な石段を駆け下りたみこしの担ぎ手から、誇りを感じられ素晴らしかった。今年は氷川神社祭で吉宗公将軍周年300年を記念して、戦災で消失した宮みこしを復活させる。和歌山市と一緒に盛り上げたい。和歌山の皆さんにもお越しいただけたら」と呼び掛ける。

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