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和歌山の慶哉寺で「花まつり」開催へ 地域住民とつくる交流の場に

昨年の花まつりの様子。花御堂の誕生仏に甘茶を注ぎ、釈尊の誕生を祝う

昨年の花まつりの様子。花御堂の誕生仏に甘茶を注ぎ、釈尊の誕生を祝う

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 和歌山・JR宮前駅近くの西山浄土宗「慶哉寺(きょうさいじ)」(和歌山市中島、TEL 073-471-0903)で4月29日、「花まつり」が開催される。正式名は宝光院善國山慶哉寺で、1304(嘉元2)年5月の開基。宮前地区で最も古い歴史を持つという。

昨年の餅まきの様子

 同祭は灌仏会(かんぶつえ)と呼ばれる釈迦(しゃか)の誕生を祝う仏教行事で、毎年4月8日に行われる。釈迦の誕生時の姿を模した「誕生仏(たんじょうぶつ)」の頭頂に甘茶を注ぐ法会で、全国の寺院などで行われる。同寺院では来場者が誕生仏に甘茶を注ぎ祈り、誕生仏を安置する花御堂(はなみどう)に花を一輪捧げ飾り付ける。花まつりは今年で3回目、昨年と一昨年は旧暦の4月8日に開いたが、今年は休日に合わせて29日に開く。

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 当日は、近隣の「さつきこども園」の卒園児で結成された「さつき和太鼓クラブ」の演奏や、国内外のロック・ジャズフェスティバルに多数出演している「ブラックボトムブラスバンド」の投げ銭ライブ、認知症サポート紙芝居、餅まきなどが行われる。子ども向けに駄菓子店やキッズコーナーを用意。そのほか地域の店や団体とのコラボ商品や花まつり限定品も販売する。

 「こたま食堂」(同)と男性グループ「宮前で育ったおやじ達」のコラボメニュー「鶏そぼろレンコンおにぎり」や、就労継続支援事業所「ほかほか共同作業所」(杭ノ瀬)が近隣の「中之島機械工業」製の型で作ったレンコン型コースター、引きこもりの若者たちの社会参加を支援する共同作業所「エルシティオ」(手平6)は「花まつりオリジナルブレンド」のコーヒー、龍神整形外科でリハビリ中の女性たちが作った北欧風アクリルたわしなどを販売する。

 同寺院の土井美恵さんは「檀家さんだけでなく、地域住民の皆さんが実行委員として協力してくださっている。私が子どもの頃は子ども会や地蔵盆、花見など地域で楽しいイベントがあったが、最近は子ども会もなくなり、地域のつながりも薄れている。自分たちが地域の人にしてもらった恩返しをしたいと集まって企画した。昔からお寺はコミュニティーの中心だったので、また皆さんの集まれる場所となって、地域で担える役割を果たしていければ」と話す。「花まつりは地域の垣根を越えて、たくさんの人にご家族で楽しんでもらえたら」とも。

 開催時間は9時30分~15時。入場無料。雨天決行。

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