ハロウィーンイベント「ぶらくりHAPPY HALLOWEEN」が10月27日、和歌山城近くのぶらくり丁商店街で開催される。主催は「まちなか交流スペース みんなの学校」(和歌山市米屋町2、TEL 073-460-2028)を運営する「まちづくり連携事業運営委員会」。
「みんなの学校」で開催された「ちょっとリアルな『けも耳』作り」の様子(10月7日)
同イベントは今年で9回目。昨年は約2万4000人が来場した。メインステージのみんなの学校前と、中ぶらくり丁と東ぶらくり丁をつなぐ雑賀橋の広場でパフォーマンスを展開する。
今年のテーマは「ダンス!PAN PAKA PAN」。パフォーマンスに踊りを多く取り入れる。ステージ出演は、新作ストーリーのショーを披露する「未來流忍者 Xeno-N(ゼノン)」「太宰まほろば衆」「マジックアワーカフェ」など。そのほか出演者120人以上、ゆるキャラ、来場者が参加するコスプレパレードや指定店を回るとお菓子がもらえる「キャンディーラリー」(小学生以下限定、先着500人)、店主が仮装する飲食・物販ブースなどを行う。
開催に向け、みんなの学校では「ハロウィンカウントダウン・ワークショップ」を開催。7日に行った「ちょっとリアルな『けも耳』作り」では、参加者はファーやスエード、針金、グルーガンなどを使いコスプレに使える「獣耳」を作った。13日にはモールアート(2,000円)、13日・17日には「チョークアート」(1,800円)とタロット占い(1,000円)、14日にはジェルキャンドル製作(1,600円)、20日にはハーバリウム製作(1,800円)などを行う。
企画した同委員会の三岩眞紀さんは「ぶらくり丁を知る子どもが減ってきたので、子どもたちが商店街を歩くきっかけを作りたかった。9年前にハロウィーンは次に流行すると思って企画した。サブカル好きな若い人などが集まるイベントになればうれしい。子どもたちにはたくさん思い出をたくさん作ってもらって、親御さんには商店街の今を知ってもらえれば」と話す。
「来場者はもともと子育て世代が多かったが、今では大人と子どもが半々くらい。大人も仮装するようになって、仮装していないと不思議なくらい。和歌山出身のゲストも応援してくれている。和歌山らしいアットホームなハロウィーン」とも。
開催時間は11時45分~16時。