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和歌山・アドベンチャーワールドでイワトビペンギンの赤ちゃん公開

イワトビペンギンのひな(11月9日撮影)

イワトビペンギンのひな(11月9日撮影)

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 イワトビペンギンのひなが現在、アドベンチャーワールド(西牟婁郡白浜町堅田、TEL 0570-06-4481)で公開されている。

ひなを抱える親鳥(11月9日撮影)

 10月30日と11月2日・5日にふ化したひな3匹。出生時の体重はそれぞれ50グラム、55グラム、68グラム。11月9日の体重測定で、2日に生まれたひなは68グラムに成長した。

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 イワトビペンギンは頭部の黄色い飾り羽が特徴の小型ペンギン。体長は約40センチ、体重は3キロほどで、小枝や石で巣を作り、岩場に大きなコロニーと呼ばれる共同の繁殖場を作る。卵のふ化日数は約40日、2カ月~3カ月で、ほぼ成鳥の大きさになる。

 同園は1978(昭和53)年の開園時にフンボルトペンギンとイワトビペンギンの飼育を始め、1990年から本格的に飼育・研究する「ペンギンプロジェクト」に注力。2003年に現在の飼育群の基となるイワトビペンギン7羽を南アフリカの水族館から搬入し、2006年に初めて繁殖に成功した。2008年から、卵を親から預かりふ化器でふ化させ、体重が約100グラムまで育て、親鳥に返す「初期人工育雛(いくすう)」を行い、現在まで28羽のイワトビペンギンを誕生させた。

 飼育スタッフの佐藤翔太さんは「人工育雛(いくすう)で気をつけていることは、体の小さなひなにスムーズに給餌することや、体重管理をしっかりすること。繁殖では限られた空間なので血統管理を行い、長い間飼育できるよう工夫している」と話す。「親鳥にひなを返すと、親鳥はひなを守ろうと人間から隠したり威嚇したりと警戒するが、よく観察すると親鳥がエサを与える姿が見られる。大きくなるとプールで泳ぎの練習をする姿も見られるので、成長に合わせたイワトビペンギンの子育てを見守ってもらえれば」とも。

 開園時間は10時~17時。水曜休園。入園料は、大人(18歳以上)=4,500円、65歳以上=4,000円、中人(12歳~17歳)=3,500円、小人(4歳~11歳)=2,500円。