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JR和歌山駅の絵馬がイヌからイノシシへ 熊野本宮大社が寄贈

来年のえとが描かれた絵馬を持つ九鬼家隆宮司(左)と今年の絵馬を持つ小島義弘和歌山駅長

来年のえとが描かれた絵馬を持つ九鬼家隆宮司(左)と今年の絵馬を持つ小島義弘和歌山駅長

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 熊野本宮大社(田辺市本宮町)の九鬼家隆宮司が描いた「己亥(つちのとい)」の絵馬の寄贈式が11月28日、JR和歌山駅で行われた。

掛け替わった絵馬に気付き声を上げる小学生

 絵馬の寄贈は今年で7回目。絵馬は縦約80センチ、横約1メートルで、九鬼宮司が金幣(きんぺい)と呼ばれる神具を背負ったイノシシを杉板にポスターカラーで描き、「安全」の文字と駅のスローガン「前進」が添えられている。

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 同神社は、今月19日に新宮駅と白浜駅、紀伊田辺駅にも同様の絵馬を贈った。それぞれに駅のスローガン「挑戦」「感謝」「躍進」の文字を書いた絵馬が飾られた。

 九鬼宮司は「イノシシの青は和歌山の空と海とイメージした。安全を第一に、和歌山の玄関口として和歌山の魅力を発信し、地域をますます明るく元気にしてほしい。来年は平成天皇の退位など大きな転換期を迎えるが、足元を見ながら前進してほしい」と話す。

 小島義弘和歌山駅長は「今年は私たちも初めて経験するような災害が多かったが、この経験をしっかり生かして進んでいきたい。和歌山の玄関口にふさわしい魅力的な駅作りを進めて、1年でも2年でも早く目標達成できるようイノシシにちなんで前進していきたい」と意気込む。

 絵馬が掛け変わったことに気付いた小学男児たちが声を上げながら電車に乗り込む姿が見られた。