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「ユズ、譲ってください」 和歌山・橋本のスーパー銭湯が冬至「ゆず風呂」に提供呼び掛け

過去のゆず風呂

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 「みんなで作るゆず風呂」に浮かべるユズを現在、「きらくゆ」橋本店(橋本市あやの台、TEL 0736-37-2611)が募っている。経営は「ワカヤマアスレティックス」(和歌山市太田)。

きらくゆ橋本店店舗外観

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 同店は、2005年にスーパー銭湯「きらくゆ」和歌山店(和歌山市梶取)の2号店としてオープン。冬至の日はゆず風呂を行っていたが、3年前から地域に密着し来店者とつながりを持とうとユズの募集を始めた。

 例年、必要なユズは約100キロ。ユズ提供者には2キロに対して入浴券1枚を進呈する。昨年は約60キロが集まり、不足分は同店が購入した。今年は80キロを目指す。

 同店の北浦康臣さんは「ユズを持って来られるのは農家さんのほか、庭で栽培している人もいて、ユズをきっかけに地域の人とつながりが生まれた」と話す。「昨年はユズが不作だったので、今年はたくさん集まるとうれしい。地域の人にもゆず風呂を作るところから参加してもらい、楽しんでいただきたい」とも。

 ゆず風呂は12月22日。営業時間は10時~24時。ユズは前日21日まで提供を呼び掛ける。

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