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和歌山・海南の酒造会社「中野BC」で第10回「日本酒バー」開催へ

「地酒で乾杯を推進する条例」にならって来場者と一斉に乾杯する様子

「地酒で乾杯を推進する条例」にならって来場者と一斉に乾杯する様子

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 日本酒飲み比べイベント「にほん酒BAR2019」が1月27日、海南の酒造会社「中野BC」(海南市藤白、TEL 0120-050-609)で開催される。

当日限定酒を提供する「超久酒場」(昨年の様子)

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 日本酒の魅力を多くの人に知ってもらおうと始まった同イベントは今年で10回目。来場者数は、第1回に約200人、第4回に1000人を超え、第6回に2000人、昨年は2230人が訪れ、10年間で10倍以上の来場者が訪れるイベントになった。

 当日は「長久(ちょうきゅう)」「紀伊国屋文左衛門」「文(ぶん)」の大吟醸3銘柄、吟醸酒、純米酒など全22種(1杯100~400円)を提供するほか、搾りたての新酒「紀伊国屋文左衛門 紅 ささにごり生原酒」を販売する。当日限定酒を提供する「超久酒場」では、愛山・兵庫産酒米100パーセントの純米大吟醸「紀伊国屋文左衛門」や大吟醸「超久」、クラフトジンなど16種を1杯500円から販売する。

 10回を記念し、広さ約1万坪の酒蔵を開放した会場の各所にフォトスポットや展示ブースを設置。インスタグラムでは同社「イチオシ日本酒」が当たるフォトコンテストを開催するほか、日本酒と一緒に飲む「和らぎ水」を配布する。

 イベントステージでは、和太鼓集団「IKORA(いこら)」の和太鼓と津軽三味線ライブ、海南市で施行された「地酒で乾杯を推進する条例」にならった鏡開きと乾杯を行う。敷地内では地元飲食店など31店が出店し、焼き鳥、おでん、チーズ、スイーツなどを販売する。

 同社スタッフの山中真梨奈さんは「昨年人気で昼には完売した当日限定セットの種類と数量を増やした。蔵人が欲しがるほどの限定セットもあるので、自宅でもイベントの続きを楽しんでもらいたい」と話す。「当社の蔵開きは酒以外にも、地元グルメや音楽イベントなど盛りだくさん。来場者からは『あれも飲みたい、これも食べたいと楽しんでいるとあっという間に時間が過ぎてしまう』と好評いただいている。梅酒や梅シロップ、キッズコーナーも用意するので、ご家族・ご友人と誘い合わせて来てほしい」と呼び掛ける。

 開催時間は10時~16時。入場料=500円。同社売店やウェブサイトで前売り券を販売する。当日は120台分の駐車場を用意するほか、JR海南駅西口から無料送迎バスを20分間隔で運行する。

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