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和歌山のサンドイッチ店が直営ベーカリー「つむぎ」 SNSで職人採用

店主の柳本規洋嗣さんと智子さん

店主の柳本規洋嗣さんと智子さん

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 パン店「ベーカリーつむぎ」(和歌山市東長町、TEL 073-488-3272)が、日赤和歌山医療センター近くにオープンして3カ月がたった。

国産小麦を使うパン店「つむぎ」のパン

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 1980(昭和55)年開業のサンドイッチ専門店「サントピア」(東長町)の店主・森下佳子さんが、念願だった「焼きたてのパンを使ったサンドイッチを提供する」ため、同店裏手の土地にオープンした。建築を決め、ウェブサイトやSNSで「パン店開店の夢をお持ちの方いらっしゃいませんか」と呼び掛けてパン職人を募集した。和歌山市内のパン店に勤務していた柳本規洋嗣(きよし)さんが呼び掛けに応え、洋菓子店に勤務していた妻の智子さんと共に切り盛りする。

 国産小麦や自然の甘みが特徴の「粗精糖」を使用したパンは、ハード系とソフト系をバランスよく取りそろえる。人気は濃厚な生チョコを包んだ「生チョコパン」(220円)と、クリームたっぷりの「自家製クリームパン」(180円)。そのほか、「さつま芋とゴマのベーグル」(180円)、「クリームチーズと黒こしょう」(190円)、「白あんとオレンジピール」(170円)、「栗のパヴェ」(220円)、「ハード食パン」(260円)など。

 森下さんは「サントピアで使うパンのほとんどをつむぎで焼いたパンに切り替えられた。具材に合わせたパンを作ってもらえるのがうれしい。食後につむぎでパンを買ってくれるお客さまも多い」と話す。

 柳本規洋嗣さんは「地域の皆さんに喜ばれる店にしていきたい。子どもが1人でも買いに来られるような『街のパン屋さん』を目指していく。将来的にはパン教室なども開けたら」と笑顔を見せる。

 営業時間は10時~17時。日曜・月曜定休。

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