中秋の名月にちなんだ「お月見イベント」が9月13日、和歌山城(和歌山市一番丁)とぶらくり丁商店街で開催される。主催は和歌山大学観光学部科学文化ゼミ。
同ゼミでは2008(平成20)年から、和歌山大学松下会館(西高松)で中秋の名月の日に観月会を企画してきた。2014(平成26)年からは、ぶらくり丁周辺のカフェ数カ所を会場に月に関するイベントを行い、地域の人と交流を深めている。
当日は、竹水鉄砲作りや紀美野町の竹を使った流しそうめん、商店街の真ん中で楽しむマージャン、かぐや姫の指令で写真を撮り、ゴールの「カフェwith」(匠町)を目指すフォトラリー「かぐや姫カフェ」、「インターラーケン」(本町1)で月周回衛星「かぐや」をテーマにサイエンスカフェを行う。日没後は、京橋プロムナードで観月会を行う。
プロジェクトマネジャーの澤田幸輝さんは「昨年よりもゼミ生は少ないが、紀美野町の人や商店街のお店の人に協力してもらい、街中に人が集まるイベントにしたい」と意気込む。「子どもから大人まで家族連れで楽しんでもらえる企画を考えている。中秋の名月の一日がいい思い出となれば」とも。
開催時間は、お月見マージャン=11時~、水鉄砲作り=16時~18時、流しそうめん=18時~20時、かぐや姫カフェ=15時~、サイエンスカフェ=19時~20時、観月会=19時30分~21時30分。問い合わせは和歌山大学観光学部 観光実践教育サポートオフィス(TEL 073-457-8553)まで。