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和歌山市役所近くにすき焼き店「KAPPO IPPON」 鍋使わず鉄板で調理

コースの一例(メレンゲで食べる厚揚げとマイタケのすき焼き)

コースの一例(メレンゲで食べる厚揚げとマイタケのすき焼き)

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 すき焼き専門店「すき焼き KAPPO IPPON(かっぽういっぽん)」(和歌山市十二番丁、TEL 073-426-2456)が和歌山城近くにオープンして3カ月がたった。

オープンキッチンが見えるカウンター席

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 店主の雑賀泰弘さんと、妹のシェフ・吉井麻衣子さん兄妹が切り盛りする同店。すき焼きの語源となった農具の鋤(すき)の金属部分を鉄板代わりに魚や野菜を焼いて食べたことにちなみ、鍋を使わずオープンキッチンの鉄板で調理する。牛肉のほか、鶏肉や豚肉、旬の食材を割り下で味付けして焼き、卵に絡めて食べる。席数は、カウンター席20席と8人までの個室1室(個室は別途室料5,000円が必要)。

 メニューは、すき焼き5品にサラダや前菜、卵かけご飯などが付くコース(5,000円~)と季節によって変わる単品の牛すきのだし巻き(1,000円)やタラ白子のすき焼き(1,200円)など。コースは最長でも1カ月で随時内容を変更する。ドリンクは約15種類の日本酒やシャンパーニュ、赤・白ワイン、泡盛などをそろえる。そのほかノンアルコールワイン、「あら川の桃」ジュースなどのソフトドリンク(700円)を用意する。

 雑賀さんは「すき焼きが好きで、さまざまなすき焼きを食べてみたいと思ったのが始まり。素材や提供の仕方を料理人の妹と相談しながら考えるのは楽しい」と笑顔を見せる。「目の前で調理する臨場感や旬の素材の組み合わせを楽しみ、お客さまが新しいお客さまを連れて何度も足を運んでもらえる店にしたい」と意気込む。

 営業時間は17時~23時。日曜定休。

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