和歌山県植物公園「緑花センター」(岩出市東坂本、TEL 0736-62-4029)のアジサイが見頃を迎えている。
同園では、「あじさい園」やパノラマ花壇、ハス池、温室などで、年間を通じてさまざまな植物を楽しめる。面積3000平方メートルのあじさい園には、約50品種、約1000株のアジサイを植栽している。
アジサイは今年も例年通り6月初旬から咲き始め、7月上旬まで花が見られるという。あじさい園、あじさい通り、東展示室周辺、本館の入園口など園内各所で、太平洋側に自生し陽光を好む「ガクアジサイ」、日本海側や山間に自生し樹間の日陰を好む「ヤマアジサイ」などが見られる。
和歌山市から訪れた女性は「さまざまなアジサイがあって、品種の名前の由来を想像しながら楽しめた。いい運動になった」と観賞を楽しんだ。
園長の岡田恵美さんは「サクラと同じようにアジサイが好きな人は多い。アジサイは雨も似合い、カメラを持った人も多く訪れる。育ててきた花を見てもらえると私たちもうれしい。さまざまな植物を見てリフレッシュしてもらえたら」と話す。
開園時間は9時~17時(入園は16時30分まで)。入園無料。火曜休園(祝日の場合は翌平日)。