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和歌山・アドベンチャーワールドで4種の動物の赤ちゃん誕生 すくすく成長

アカカンガルーの親子(2020年7月5日撮影)

アカカンガルーの親子(2020年7月5日撮影)

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 アカカンガルーやヒマラヤタールなど4種の動物の赤ちゃんが6月、アドベンチャーワールド(西牟婁郡白浜町堅田、TEL 0570-06-4481)で誕生した。

オニオオハハシのひな(2020年7月11日撮影)

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 6月に赤ちゃんやひなが生まれたのはアカカンガルー、ヒマラヤタール、オニオオハシ、ゴシキセイガイインコの4種類。

 アカカンガルーは2頭が誕生。現在は、体重は約700グラム、体長は20~25センチ。同園では袋から顔をのぞかせた日を誕生日としており、2頭の誕生日はそれぞれ6月19日と29日。袋にいる期間は生後5カ月~7カ月ほど。7月末から公開を予定する。

 オニオオハシは2016(平成28)年に初めて繁殖に成功。5年連続で計11羽が誕生した。今回は2羽が誕生。全長約55~60センチ、体重は500グラム~850グラム。現在は巣箱の中で元気に過ごしており、生後2カ月ほどでくちばしも成長し、巣箱から顔を見せるという。

 そのほかヒマラヤ山脈に生息するウシ科のヒマラヤタールは5月から計12頭が誕生し、現在は崖を駆け回る姿を見ることができる。ゴシキセイガイインコは6月25日に1羽誕生。現在は薄く、白い羽で覆われているが、生後2カ月の巣立ちの頃には成鳥と同じ色鮮やかな羽に生え変わる。

 オニオオハシの飼育員の太田真梨佳さんは「なるべく親鳥を刺激しないように素早く巣箱の中を見て、ひなたちの様子を見ている。7月下旬から8月上旬に公開予定。巣立ち直後は親と大きさが異なり、小さくてかわいらしい姿が見られる。運が良ければ親がひなに餌を与えている姿も見られるかもしれない」と話す。

 カンガルーの飼育員の光木翔さんは「現在は母親のおなかの袋からまれに顔を出したり、足を出したりして元気に動き回っている。これから徐々に顔を出す時間も長くなってくるので注目してもらえたら。誕生時はピンク色の体色だが、徐々に毛が生え、カンガルーらしいかわいい姿を見てもらえれば」と話す。

 営業時間は、7月22日まで=10時30分~16時30分、7月23日~8月31日=10時~17時。7月15日・22日休園。

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