特別番組「和歌山港まつり花火大会ダイジェスト」が8月8日、ケーブルテレビとインターネットで放送される。
和歌山港まつり花火大会ダイジェストを視聴できるアプリ「ど・ろーかる」
和歌山港まつり花火大会は、港の安全祈願と、港に関心を持ってもらおうと1953(昭和28)年に始まり今年で68回目。和歌山市の夏の風物詩として、毎年地域住民など約3万人が集まりにぎわいを見せるが、今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止を決めた。
「ジェイコムウエスト」和歌山支局(和歌山市黒田)では2018(平成30)年から同花火大会を生中継している。中止が決まった今年は、地域住民に楽しんでもらおうと、2017(平成29)年以前の花火大会映像を保有する「島精機製作所」(坂田)の協力を得て、過去5年間の花火大会を編集した番組を放送する。ジェイコムのコミュニティーチャンネル「J:COMチャンネル」と地域情報アプリ「ど・ろーかる」で放送するほか、放送終了後には「ユーチューブ」でも映像を公開する。
和歌山港振興協会の宇治田佳史さんは「今年は花火大会が開催できず非常に残念。過去の映像ではあるが、皆さんに和歌山港まつりの様子を届けられるのは大変ありがたい。少しでも夏の雰囲気を楽しんでもらいたい」と話す。「来年は会場で、体に響くような音や空から降るような光など臨場感を味わってもらえれば」とも。
放送時間は20時~22時。再放送は16日20時~22時。アプリ配信は8月31日まで。