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「和歌山ジャズマラソン」がオンライン開催へ スマホで計測、完走で記念品進呈も

和歌山城を背景に参加を呼び掛ける市スポーツ振興課職員

和歌山城を背景に参加を呼び掛ける市スポーツ振興課職員

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 「オンライン和歌山ジャズマラソン」の参加者募集が8月17日、始まった。主催は和歌山市。

沿道からジャズの生演奏が流れる中、ランナーが走る「和歌山ジャズマラソン」

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 同大会は20回目を迎え「和歌浦ベイマラソンwithジャズ」から名称を変更。和歌浦の風景とジャズの演奏を楽しみながら走る。昨年のエントリー総数は9128人で、約3割が県外から参加した。今年は20回記念大会として、和歌山城スタートのハーフマラソンを行う予定だったが、新型コロナウイルスの影響で中止となった。

 中止決定をきっかけに、毎年参加するランナーたちに走る機会を作りたいとオンライン開催を企画。エントリーしたランナーは、スマートフォンのGPSトレーニングアプリ「TATTA(タッタ)」を使い、11月8日~21日の期間中にそれぞれの地域でハーフコース(21.0975キロ)の完走を目指す。完走者には実際の和歌山ジャズマラソンのコースや名所を見ることができる「動画」完走証とオリジナルランナーマスクを進呈する。そのほか、抽選で来年度大会の出走権や和歌山の名産品も用意する。

 8月17日~11月23日、オンライン大会を盛り上げようと「インスタ写真・動画キャンペーン」を行う。マラソンや海、城、ジャズなど同大会に関する写真や動画を撮影し「#和歌山ジャズマラソン」をつけてインスタグラムに投稿して参加する。投稿者には抽選で和歌山名物を進呈する。

 スポーツ振興課の片山顕彦さんは「20回記念大会だったので、中止は非常に残念。オンラインマラソンは、期間中にハーフマラソンの距離を完走すればいいので、気分転換に気軽に走ってもらいたい」と話す。「インスタグラムでジャズマラソンの雰囲気を少しでも感じてほしい。ジャズプレーヤーの皆さんには、ぜひ演奏動画を投稿し、大会を盛り上げていただければ」とも。

 エントリー締め切りは10月28日。定員は先着2000人。参加費は500円(要別途エントリー手数料220円)。

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