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和歌山の「ラーメン倉庫」が商品化 「幻のラーメン」を家庭で

箱入りラーメンを手にする「ラーメン倉庫」の平山さん

箱入りラーメンを手にする「ラーメン倉庫」の平山さん

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 冬季限定のラーメン店「ラーメン倉庫」(伊都郡かつらぎ町笠田中)監修の「箱入和歌山ラーメン倉庫3人前」の販売が10月5日、県内の道の駅などで始まった。製造は生ラーメン、スープを製造販売する「アイランド食品」(香川県)。

アイランド食品が再現した「ラーメン倉庫」のラーメンの調理例

 同商品は、鶏と豚、野菜をベースにしたしょうゆ豚骨スープとスープによく絡む中太麺のセット3食入り(1,080円)。

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 ラーメン倉庫は、ウメやスモモ、柿の生産者・平山忠央さんがオフシーズンに期間限定で営業するラーメン専門店。農作業用の倉庫内に客席を作り、屋台で調理する。メニューは、「しょう油豚骨ラーメン」(600円)のみ。インターネットの口コミをはじめ、各種メディアで紹介され、毎年、開店前から行列ができる。

 アイランド食品は1986(昭和61)年創業の食品メーカー。生ラーメンの製造に特化し、全国のラーメン店の味を再現する「銘店伝説」シリーズを販売する。和歌山県内のラーメン店では「井出商店」(和歌山市)、「清乃」(有田市)に続く3店目。

 同社の成木さんは「日々全国のラーメン店に広くアンテナを張り、気になる店をリサーチしている。ラーメン倉庫は年間営業日数が少なく、『幻のラーメン』と言われている。毎年、たくさんの人が営業を待っていると聞き、商品化を検討した。平山さんこだわりである豚骨独特の臭みを取ったスープを作ることに苦労したが、動物本来のうま味はしっかり残したままサッパリした味に仕上がった」と話す。

 監修した平山さんは「何度も担当者とやり取りをして、店で出しているスープの味に近づけてもらえた。後味もよくすっきり仕上がってうれしい」と話す。「トッピングには店と同じく、チャーシュー、甘めのメンマ、ネギ、なるとがお薦め。家でも店の味を堪能してほしい」と呼び掛ける。

 道の駅「かつらぎ西」「くしがきの里」、印南サービスエリア、「休暇村紀州加太」「とれとれ市場南紀白浜」などで販売する。