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和歌山の菓子店「総本家駿河屋善右衛門」 初代・善右衛門の名を継承

昨年12月に「総本家駿河屋善右衛門駿河町本舗」前で行われた除幕式の様子

昨年12月に「総本家駿河屋善右衛門駿河町本舗」前で行われた除幕式の様子

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 和歌山県内に8店舗展開する和菓子店「総本家駿河屋」が1月1日、「総本家駿河屋善右衛門(ぜんえもん)」に屋号を変更した。経営は「総本家駿河屋」(和歌山市小倉)。

新ブランド「鶴屋善右衛門」の大福(180円~)

 1461(寛正2)年、岡本善右衛門が京都府に菓子店「鶴屋(つるや)」を創業。徳川頼宣と共に駿河藩へ移り、その後、紀州藩へ移ったとされる。1685(貞享2)年、徳川綱吉公の娘・鶴姫が紀州藩に嫁入りした際に店名を駿河屋に変更。2014(平成26)年に経営破綻したが、2015(平成27)年に23代目の岡本良太さんが新会社「総本家駿河屋」を立ち上げ、再出発した。

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 岡本さんは「伝統を守りながら菓子を極める決意を表すために創業者の名前を頂いた。原点に立ち返り、初代が掲げた家訓『菓子のみに生きる』の言葉を胸に頑張っていきたい」と決意を込める。

 屋号の変更を記念した商品も開発。バームクーヘンをようかんでコーティングした「ばーむくーへん」(ホール=1,300円、カット=200円、以上税別)を1月15日から販売する。

 新ブランド「鶴屋善右衛門(つるやぜんえもん)」も展開。1月15日から海南店(海南市日方)で販売を始める。同ブランドは若い世代をターゲットにチョコ味の大福など、和菓子をより身近に感じられる商品ラインアップにしていくという。

 総務部の河合正規さんは「地域の皆さまから好意的な意見をいただいている。新ブランドは海南店を皮切りに展開していきたい」と話す。

 営業時間は9時~19時(海南店)。