「アドベンチャーワールド」(西牟婁郡白浜町堅田、TEL 0570-06-4481)で2月24日、閉園した「みさき公園」からの動物の受け入れが完了した。
みさき公園は、南海電鉄が運営していた複合レジャー施設。同社が同園運営事業から撤退したため、2020年3月31日に63年の歴史に幕を閉じた。
アドベンチャーワールドを経営する「アワーズ」は2019年夏ごろから南海電鉄と協議を続け、移転先が決まらなかった動物を譲り受け、2021年3月末までに全ての動物を同園に移転する予定を発表していた。
昨年5月20日から順次受け入れを始め、アカカンガルーやフタユビナマケモノ、アミメキリン、バンドウイルカ、チャップマンシマウマなど予定していた全37種約300頭を受け入れた。
広報担当の北村あすかさんは「みさき公園で地域の皆さまに長年愛されてきた大切な動物たちが、新しい環境で生き生き、伸び伸び暮らせるように、引き続き責任を持って飼育に取り組みたい」と話す。
開園時間は10時~17時。3月の休園日は3日、9日、10日、17日。入園料は、大人(18歳以上)=4,800円、65歳以上=4,300円、中人(12歳~17歳)=3,800円、子ども(4歳~11歳)=2,800円。