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和歌山・アドベンチャーワールドサファリ内に「ワーケーション」スポット

サファリワールド内に設置された 「パンダバンブーモバイルワーケーションスポット」

サファリワールド内に設置された 「パンダバンブーモバイルワーケーションスポット」

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 「パンダバンブーモバイルワーケーションスポット」の一般利用が7月19日、アドベンチャーワールド(白浜町堅田、TEL 0570-06-4481)で始まった。

ゾウを眺めながら仕事ができるワークスペース

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 同スポットは、ジャイアントパンダが食べない竹の幹や食べ残した葉を有効活用することで竹の価値を見直す「パンダバンブープロジェクト」の一環で、屋根、柱、床に竹を用いて作られた。4.5平方メートルの敷地に机と椅子、電源と無線LANを備える。コロナ禍で多様な働き方が生まれる中、観光地やリゾート地でテレワークを活用し、働きながら休暇をとる「ワーケーション」需要の高まりに注目した。

 設計は「竹の復権」や「竹と共に生きる社会」を目指す滋賀県立大学陶器浩一研究室の学生が担当。設営は同園スタッフと共に行った。製作期間は10日間。

 同園広報担当者は「ゾウを眺めたりライオンの鳴き声を聞いたりしながら自然の中で仕事ができる。普段と違う環境で仕事をすることで気分転換にもなる。ワーケーションの聖地と呼ばれる白浜で新しい働き方を体験してほしい」と話す。

 利用時間は10時30分~15時30分。

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