ジャイアントパンダをテーマにしたラッピングバス「『パンダ白浜アドベンチャーバス』思い出を運ぶSmileバス」の運行が8月9日、白浜町で始まった。運行は明光バス(白浜町堅田、TEL 0739-42-3008)。アドベンチャーワールド(同)との共同企画。
JRきのくに線を走る特急列車「パンダくろしお」と合わせ、同園への移動に「楽しさ」を演出したり、白良浜、三段壁、千畳敷など町内の観光名所巡りの思い出を飾ったり、白浜町の新たなシンボルとして地域活性化を狙う。
同園で暮らす7頭のジャイアントパンダの写真を前面・側面・後面にプリント。天井には7頭の写真を21枚貼るほか、座席背面にはパンダファミリーの写真と紹介、2020年に誕生した雌の「楓浜(ふうひん)」の成長過程をSNS風画面で紹介する。1車両のみの運行で、主に白浜駅~アドベンチャーワールド、白浜温泉街~アドベンチャーワールドを結ぶ路線バスとして町内を走る。
同園運営部営業課の川田悟さんは「外装だけでなく、内装もパンダずくめのデザインで、降車ボタンの音声もパンダの鳴き声。見て、乗って、撮って楽しいアトラクションのようなバスになった」と話す。「アドベンチャーワールドだけでなく白浜町の観光地への旅路を、笑顔で楽しく過ごしてもらえれば」とも。