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和歌山のジャイアントパンダ「彩浜」が3歳に 「大きくなったね」

プレゼントの氷にもたれて竹を頬張るジャイアントパンダ「彩浜」

プレゼントの氷にもたれて竹を頬張るジャイアントパンダ「彩浜」

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 3歳になったジャイアントパンダ「彩浜(さいひん)」の誕生日イベントが8月14日、アドベンチャーワールド(白浜町堅田)で行われた。

竹を頬張る「彩浜」(アップ)

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 彩浜は、父親「永明(えいめい)」と母親「良浜(らうひん)」の間に生まれた同園16頭目の雌パンダ。出生時の体重は同園最小の75グラム、体長15.5センチ。自力で母乳が飲めない状態だったが、けがや病気も無くスクスクと育ち、現在、体重81.5キロ、全長約120センチにまで成長した。

 同園では開園前、彩浜が氷のプレゼントを楽しむ様子をオンライン配信し、約4000人が視聴した。「3」の形をした高さ60センチの氷を見つけると近づいて倒したり、名前にちなんだ食紅で三色に塗られた幅80センチの虹の氷や花を模した氷にもたれ掛かる姿を見せた。ライブ視聴者からは「おめでとう」「大きくなったね」「かわいい」など、たくさんの祝福のコメントが寄せられた。

 閉園後20時からバックヤードで、誕生当時を知るスタッフによるエピソード披露や氷の誕生日ケーキをプレゼントするオンライン誕生会を開催する。

 飼育スタッフの吉田倫子さんは「生まれた時は当園最小の赤ちゃんだったが、今では一日15キロの竹を食べるほど大きくなった。まだ時々『キュンキュン』と甘えた声で鳴く。パンダの3歳は人間では9~10歳くらい。まだまだ幼い活溌な姿を見てほしい」と話す。

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