光泉寺(古座川町三尾川)のイチョウが現在、鮮やかな黄色に色付き見頃を迎えている。
「子授けイチョウ」の由来で大きく垂れ下がったコブ(11月21日撮影)
イチョウの推定樹齢は450年以上で、高さ約30メートル、幹周り約6メートル。枝から乳房のように垂れ下がったコブがあり、願掛けすると子どもを授かると伝わることから「子授けイチョウ」と呼ばれる。
古座川町観光協会事務局の久保拓也さんは「今年の色付く早さは例年並み。23日ごろに見頃を迎えた。今週末ごろまでは黄葉を楽しめそう。光泉寺は山中にあり、道路が狭くなっているところもある。気を付けて訪れてほしい」と呼び掛ける。
田辺市からサイクリングで家族と訪れた女性は「テレビなどで紹介される有名な木。実際に見たのは初めてだが、とてもきれいだった」と笑顔を見せた。