「マクドナルド和歌山駅前店」（和歌山市田中町4）が7月15日、国体道路沿いにオープンした。経営は「八木フーズ」（本町1）。

ソファー席やコンセントのあるハイテーブル席などを備えるマクドナルド和歌山駅前店の2階

　マクドナルドのカフェブランド「MacCafe by Barista（マックカフェバイバリスタ）」（以下、マックカフェ）を併設する同店。店内にレギュラーメニューを提供するカウンターに加え、カフェメニュー専用カウンターを設け、バリスタが常駐してコーヒーなどを提供する。国内1号店のオープンは2012（平成24）年。7月15日現在、全国に193店舗を展開する。

　マックカフェ併設のマクドナルド店舗は和歌山県内初。駅前エリアへの出店は、2010（平成22）年6月にJR和歌山駅前店が閉店して以来、約12年ぶりになる。店舗の規模は県内最大級で、店舗面積は593平方メートル。席数は、1階8席、2階121席。ドライブスルーを2レーン設け、「マックデリバリー」などのデリバリーサービスも提供する。店内は木目やグレーのタイルを基調に、赤・黄などのアクセントカラーと同社商品を模したデザインを採用する。

　カフェメニューは、アメリカーノ（ホットS＝230円、M＝270円、アイスS＝270円、M＝310円）、エスプレッソ（190円）、カフェラテ（ホットS＝250円、M＝290円、アイスS＝290円、M＝330円）、カプチーノ（S＝250円、M＝290円）、フルーツフラッペ（490円）、「宇治抹茶フラッペ」「オレオクッキーチョコフラッペ」（M＝450円、L＝500円）、フランスから輸入するマカロン（各種170円）、ケーキ（390円～）など。ドライブスルーでは提供しない。

　和歌山出身の保田和彦店長は「県内初のマックカフェに地域からの期待も大きい。県内最大規模で最新設備がそろう店舗ならではの新たな魅力を知ってもらえたら」と話す。「朝のひととき、学校や仕事の帰り道、休日の家族の時間など、さまざまなシーンで使ってもらえる地域に密着した店にしていきたい」と意気込む。

　営業時間は、マクドナルド＝7時～24時、マックカフェ＝9時～22時。