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和歌山・紀の川市で「もものエール」販売開始 道の駅や産直市場にも並ぶ

紀の川市と泉佐野市が連携して造るビール「もものエール」

紀の川市と泉佐野市が連携して造るビール「もものエール」

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 紀の川市産のモモを使ったクラフトビール「もものエール」の販売が8月17日、同市内で始まった。

紀の川市のキャラクター「ももぷる」、泉佐野市のキャラクター「イヌナキン」のぬいぐるみ

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 昨年の和歌山県のモモ収穫量は7310トンで全国5位。同市は県内の収穫量の7割を超えるモモの産地。「あら川の桃」で知られる桃山町は、江戸時代からモモの栽培が続いている。

 同市で今年収穫した加工用のモモ「白鳳(はくほう)」の余剰分を中心に、同市と特産品相互取扱協定を結ぶ大阪府泉佐野市のクラフトビール醸造所「泉佐野ブルーイング」で醸造した。昨年は500本限定で販売。2年目の今年は約2000本を販売する。

 紀の川市商工労働課の岩橋勧さんは「ネクターに似た舌触りで、モモをかじったような豊かな風味が特徴。普段ビールを飲まない人でも飲みやすい」と話す。「今年はモモを買い求める県外の人が例年にないほど大勢来て、朝から『モモ渋滞』ができるほど。ネット通販サイトのふるさと納税でも果物部門で全国1位になるなど、モモブームを実感している。モモシーズンの締めくくりとして味わってもらえれば」とも。

 価格は330ミリリットル入り=660円。紀の川市内の酒類販売店、産直市場、道の駅「青洲の里」で販売する。

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