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和歌山・かつらぎの大イチョウ見頃に 近隣に「まちなみの駅みたに」完成も

見頃を迎えた丹生酒殿神社の大イチョウ(2022年11月27日撮影)

見頃を迎えた丹生酒殿神社の大イチョウ(2022年11月27日撮影)

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 丹生酒殿(にうさかどの)神社(伊都郡かつらぎ町三谷)で現在、黄葉した大イチョウが訪れた人の目を楽しませている。

ライトアップされた丹生酒殿神社の大イチョウ

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 和歌山県は11月7日、同神社近くに参拝者や高野参詣道三谷坂を散策する人の利便性向上と休憩のため、駐車場施設やトイレを整備した簡易休憩施設「まちなみの駅みたに」を整備。大イチョウを目当てにした人たちが続々と訪れ、利用している。27日は、カメラを手にたくさんの訪れる人が訪れ、角度を変えては大イチョウを何度も撮影する姿も見られた。

 環境省の巨樹・巨木林調査報告によると、同神社の大イチョウは樹齢300年以上、幹周り5.2メートル、高さ25メートル、枝張り20メートル。神社が周辺集落よりやや高い場所にあるため、近くを流れる紀の川の堤防沿いの道からも見ることができる。イチョウの根元には「境内を黄に敷きつめて大いちょう」と刻まれた句碑がある。

 かつらぎ町観光協会スタッフは「周辺住民から要望があり、黄葉シーズンに合わせ『まちなみの駅みたに』をオープンした。20日ごろから連日、たくさんの人が訪れている。イチョウは落葉も美しいと撮影に訪れる人も多い」と話す。

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