ホットドリンク「森が香るホットチョコレート」の販売が12月12日、ドライブイン「古道歩きの里ちかつゆ」(田辺市中辺路町近露)のパン店「KEY BAKERY(キーベーカリー)」で始まった。
「古道歩きの里ちかつゆ」で販売するホットチョコレートに使用する「熊野の香り4896」
開発したのはエッセンシャルオイル製造販売会社「エムアファブリー」(新宮市)。同社は、2017(平成29)年から熊野地域の森林の間伐材や葉から抽出したオイルを香料に使うチョコレート「熊野の香り4896」を販売する。同チョコレートを使い、香りを楽しむチョコレートドリンクを開発した。
ホットチョコレートは、シバハラスギを使ったさっぱり系の「『48(シバ)』SHIBAHARA」、クロモジでマイルドに仕上げた「『96(クロ)』KUROMOJI」、ニッキがスパイシーさを出す「『21(ニッキ)』NIKKI」(以上750円)をラインナップする。
社長の竹原真奈美さんは「熊野が持つ素晴らしい自然が生み出す天然の香りを日常生活に取り入れられる商品を開発している。食品は手軽に手に取れるので、香りへのアプローチにぴったり。純度100%の天然オイルなので安心して口にしてほしい」と話す。
営業時間は9時~17時30分。