和歌山城公園(和歌山市一番丁)で現在、満開の見頃を迎えたツツジが来場者の目を楽しませている。
1974(昭和49)年、和歌山市の緑化審議会が市民からの応募を基に、ツツジを「和歌山市の花」に選定。同園の「空堀」と呼ばれる南堀跡には約8000本のヒラドツツジ、西の丸広場の北側には例年5月中旬に開花するキリシマツツジなどを植える。園内にはカメラを手に、花を撮影する人の姿が見られた。
和歌山城整備企画課の大山僚介さんは「今年は開花が早く、見頃も例年の5月初旬より早くなりそう。サクラの次はツツジやボタンが城内を彩るので、春の散策を楽しんでほしい」と話す。