「第71回 港まつり花火大会」が7月23日、和歌山港中ふ頭万トンバース(和歌山市西浜)で開催される。
港の安全と繁栄を祈願し、港に関心を持ってもらおうと1953(昭和28)年から続く同イベント。コロナ禍で中断していたため4年ぶりの開催となる。海上から打ち上げる約3000発の花火を見ようと毎年、地域住民など約3万人が集まりにぎわいを見せる。
実行委員会では2012(平成24)年から大会運営に個人協賛金制度を導入。1口2,000円以上の協賛者に、花火を打ち上げる台船前に設けた特別観覧エリアの招待券を進呈する。今年はふるさと納税制度を活用し、返礼品としても進呈する。和歌山市役所では7月21日まで申し込みを受け付けている(ふるさと納税は7月7日まで)。
和歌山港振興協会事務局の平井隆さんは「昨年は開催を中止したが、多方面の人から開催を望む声がたくさんあった。港まつりは行政と企業と市民の協力で70年以上続いてきた夏の風物詩。4年ぶりの開催を一緒に盛り上げてもらえたら」と話す。
開催時間は20時~21時。雨天順延(7月26日)。