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和歌山にチョコレート専門店「キイチョコレート」 異業種社長が初の試み

チョコレート専門店「キイチョコレート」を経営する弓削貴嗣社長

チョコレート専門店「キイチョコレート」を経営する弓削貴嗣社長

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 チョコレート専門店「kii chocolate(キイチョコレート)」(和歌山市卜半町、TEL 073-499-5669)が、和歌山県建築士会館1階にオープンして3カ月がたった。経営は「スカーロイ」(大阪市)。

おすすめのチョコレートをそろえた「DARUMA5」

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 元チョコレート専門店の物件を居抜きのまま活用した同店。前店「スマイルチョコレート」の閉店を知った通信関連会社「スカーロイ」の弓削貴嗣社長が同物件を引き継ぎ、新事業としてチョコレート店経営を始めた。飲食事業は今回が初の試みという。弓削社長は調理師専門学校卒業の経歴を持ち、調理師免許を取得している。店舗面積は約11坪。

 チョコレートにはベルギー産とベトナム産のフェアトレードカカオを使う。全て手作りで仕上げる商品は、ベルギービター、ベルギーミルク、ベトナムダーク、ハイミルク、ホワイト、いちご、ヨーグルトのフレーバーをそろえる板チョコ「クラシック」(各626円)やビスケットをチョコレートでコーティングした「キイフォート」(ハイミルク、イチゴ、紅茶、キャラメル=各324円)、茶葉販売店「玉林園」(和歌山市出島)のほうじ茶と抹茶を使った「黒豆」(各561円)、おすすめのチョコレートをそろえた「DARUMA(だるま)」(3個入り=1,080円、5個入り=1,620円)など。7月1日からはチョコレートアイスクリームプレミアム(518円)の販売を始めた。

 弓削社長は「昔はチョコレートが苦手だったが、『スマイルチョコレート』をきっかけに食べられるようになった。それ以来、チョコレートに興味を持つようになった。長らく飲食とは異なる仕事をしてきたが、いつか飲食業をやりたいと思っていた。調理師免許取得から30年たって、生かせる日が来た」とほほ笑む。「商品は、甘さと苦さを含めバランスの取れた『ベルギービター』とやや苦みのある大人の味の『ベトナムダーク』が人気。スタッフは話し好きなので、チョコレートの特徴など聞いてほしい。皆さんにチョコレートを知ってもらい、より楽しんでもらう店にしていきたい」と意気込む。

 営業時間は11時~19時。水曜定休。
※店名のふりがなを修正しました。(2023年7月22日7時00分修正)

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